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自己分析のやり方|自分史を書いて価値観を把握しよう!

「自己分析ってどうやるかわからない」「自分史って何?」

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“自己分析“を実際どうやるのかを教えてくれる機会ってあまりありませんよね。私のおすすめのやり方は「自分史」というものを作成することです。

「自分史」とは、幼い頃から現時点までの出来事を、時系列に沿って振り返るもので、つまり「自分史」とは自分の歴史です。

自分の歴史を振り返ることで、「どんな時に喜びを感じるか」「どんな時にやりがいを感じるか」「どんな時にストレスを感じるか」といった自分の価値観が見えてきます。

自分史は出来事を時系列で振り返るものですが、時系列に書いていくだけでは過去を振り返っただけで終わってしまいます。そこで、自分史にはある視点が重要になります。

それは、「なぜその選択をしたか」です。

人は皆、成長していく過程で、それぞれ価値観が形成されていきます。大学でも部活動を重視する人もいれば、アルバイトを重視する人もいて、価値観は様々ですよね。そして、過去の選択は必ずあなたの価値観によるものであるはずです。

例を示すと、仮に、早稲田大学に入学したとしましょう。自分史を書いていくと、「高校卒業後、早稲田大学に入学」となると思います。

ここで大事なのは、「なぜ早稲田大学に入学したか」です。何かやりたいことがあって早稲田大学に入学したのか、それとも本当は東大に行きたかったけど落ちてしまったから早稲田大学なのか、理由は人それぞれだと思います。

そして、ここからさらに、「理由の深掘り」を行います。

例えば、ダンスサークルに入りたくて早稲田大学を選んだのなら、「なぜダンスをしたかったのか」「なぜ早稲田のダンスサークルなのか」を深掘りします。

理由の深掘りをしていくと、幼い頃に経験したことに行き着くと思います。価値観は過去の経験から形成されているので、幼い頃に経験したことに行き着けばOKです。※価値観は小学校・中学・高校でも形成されるので、幼い頃が原点とは限りません。

「なぜダンスをしたかったのか」→「ダンスが好きだから」→「ダンスが好きなのは、見てる人を笑顔にできるから」→「なんでそう思ったかというと、中学校のダンス部で観客を笑顔にできて嬉しかった経験があるから」→嬉しいと感じた原体験、人を笑顔にできたら嬉しいという価値観

「なぜ早稲田のダンスサークルなのか」→「他の大学にはない〇〇というサークルがあるから」→「〇〇に入りたい理由は、ダンス選手権で優勝しているから」→「優勝しているサークルに入りたいのは、高いレベルで切磋琢磨できる環境があると思うから」→「切磋琢磨したいのは、競争環境にいることが成長に繋がり、やりがいを感じられるから」→「なんでそう思ったかというと、高校のダンス部でレギュラー争いを経験し、レギュラーになれたときに大変な達成感・やりがいを感じたから」→やりがいを感じた原体験、高いレベルで競争できたらやりがいを感じられるという価値観

上記のように、自分史を書いて過去の出来事ひとつひとつについて、「なぜその選択をしたか」「理由の深掘り」を行うことで、あなただけの価値観がわかってきます。

自分の価値観がわかったら、次は将来やりたいことと、その理由について考えていきましょう!