こぶたの20代転職応援ブログ

働く20代のキャリアを応援するサイトです。

MENU

転職サイトと転職エージェントの違い|20代はどちらを利用すべき?

「転職サイトと転職エージェントって何が違うの?」「どちらを利用すればいいのかわからない」

f:id:ryosuke06192:20210223171857p:plain

転職サイトに登録しようと思ったら○○エージェントとついているものがありますよね。実は転職サイトと転職エージェントは全く異なるもので、それぞれメリット・デメリットがあります。どちらも無料のサービスですが、状況に応じて使い分ける必要がありますので、しっかり理解した上で利用しましょう。

この記事ではこれから転職活動を始める人向けに、転職サイトと転職エージェントの違いについてまとめてみたいと思います。

転職サイトと転職エージェントの主な違い

転職サイトと転職エージェントの違いについてですが、簡単にいえば「エージェント」がいるかいないかです。

「エージェント」は人材紹介会社に所属している人で、転職したい人に合った企業を紹介してくれます。人材業界ではキャリアアドバイザーと呼ばれていますね。

転職サイトと転職エージェントの主な違いとしては2つあります。

違い①:自分でやるか、エージェントにやってもらうか

転職サイトに登録した場合はエージェントはおらず、自分で求人を探して応募する必要があります。応募後のスケジュール調整や年収交渉も自分でやらなければなりません。ただ、エージェントを介さないため、自分のペースで転職活動できるのがメリットです。転職サイトは「リクナビNEXT」「doda」「マイナビ」等が該当します。最近CMでお馴染みの「キャリトレ」や「ビズリーチ」も転職サイトです。

一方で、転職エージェントに登録した場合はエージェントが担当として付き、求人企業の紹介だけでなく、応募前の面談(カウンセリング)やスケジュール調整など、転職活動のサポートをしてくれます。はじめての転職活動で右も左もわからないときにはありがたいですよね。転職エージェントは「リクルートエージェント」「doda(エージェントサービス)」「パソナキャリア」「マイナビエージェント」等が該当します。

違い②:非公開求人を紹介してもらえる

求人の中には転職エージェントからしか応募することのできない「非公開求人」というものが存在します。これは大手企業に多いのですが、有名だからと言って応募して欲しくない、優秀な人だけに応募して欲しいという理由で、転職サイトには載せていない求人です。

転職エージェントに登録すると、非公開求人を紹介してもらうことが可能です。ただ、エージェントによっては紹介しない場合もあるので、一度相談してみると良いでしょう。

転職サイトと転職エージェントのメリット・デメリット

次に、転職サイトと転職エージェントそれぞれのメリット・デメリットについてです。エージェントがいるという点で転職エージェントのほうが良さそうですが、転職サイトのメリットについてはどのようなものがあるのでしょうか。

転職サイトのメリット

自分のペースで転職活動ができる

なんといっても転職サイトのメリットは自分のペースで転職活動ができることです。転職エージェントに登録すると、面談の案内の電話がかかってきて、面談後には職務経歴書を作成するように言われるなど、自分のペースとは合わないことがあります。転職するかどうかは考え中で、とりあえずどんな求人があるか見てみたいという人は転職サイトがおすすめです。

幅広くいろんな業界・職種に応募できる

転職サイトでは自分で応募するので、幅広くいろんな業界・職種に応募することが可能です。また、転職エージェントでは紹介してくれなかった案件にも応募することが可能です。

転職エージェントではカウンセリングの結果をもとに求人を紹介するので、条件に合わないという判断をした場合や、あなたの学歴や経歴をみて採用されない可能性が高い案件は紹介しません。大手企業にどうしても応募したい場合は転職エージェントに相談するか、紹介されない場合は転職サイトから応募してみると良いでしょう。

転職サイトのデメリット

企業との調整を自分でやらなければならない

転職サイトにはエージェントがいませんので、求人を探す、企業への応募、日程調整、年収交渉などを自分でやらなければなりません。働きながら転職活動をする場合、上記を一人でやらなければならないので大変ですよね。特に、面接日程は選考の進み具合に応じて調整が必要になってきますので大変です。

強みや適正が発見しづらい

転職サイトでは強みや次に活かせる能力を自分で見つけ出さないといけません。自分一人で転職活動をしていると、志望している業界・職種に合っているのか、職務経歴書や面接で話す内容が評価されうるものなのか判断できず、不安に感じると思います。

選考途中のフィードバックが受けられない

転職サイトでは自分で応募して面接を受けるので、選考通過理由が基本的にわかりません。面接での印象や通過理由について教えてもらえたら次の面接に活かせるので嬉しいですよね。

転職エージェントのメリット

エージェントが企業との調整をやってくれる

転職エージェントでは求人紹介だけでなく、企業への応募、面接の日程調整、年収交渉などの調整をやってくれます。特に応募する側から言いづらい、年収などの条件面を交渉してくれるのはありがたいですよね。

カウンセリングを受けられる

転職エージェントでは応募前の面談でカウンセリングを行っており、退職理由や経歴に合った企業を紹介してくれます。カウンセリングでは退職理由や次にやりたいことについて話し、転職した先で希望が叶えられるかについても情報がもらえます。

選考がうまくいくようにアドバイスがもらえる

転職エージェントでは職務経歴書に書くべき事項アドバイスや、面接対策をやってくれます。エージェントは事前に行ったカウンセリングを通じて、強みや転職先で活かせる能力について把握し、企業側の目線からアドバイスをくれます。

さらに、面接後に企業からのフィードバックを貰えます。フィードバックは主に、第一印象がどうだったか、退職理由や志望動機がわかりやすく論理的だったか、企業が不安に感じた点の3つです。面接での評価を面接後に知ることができ、次の面接に向けてエージェントと面接対策ができますので、選考通過率がぐっとあがります

転職エージェントのデメリット

採用される可能性が高い案件しか紹介されない

転職エージェントは転職を成功させるビジネスですので、基本的には採用見込みの高い案件しか紹介しません。難易度が高そうな企業に行きたい場合は、事前にエージェントに相談しましょう。

応募を急かされるときがある

転職エージェントは転職成功数で評価される仕組みですので、できるだけ早く応募してほしいという思いがあります。そのため、自己分析が済んでいない状況でも「とりあえず応募しましょう」と応募を急かされる場合があります。

担当者の能力によって差が出る

転職エージェントは専任の担当者と一緒に転職活動をするので、担当者の能力が選考通過に関わってきます。特に、転職エージェントでは企業への応募時に推薦状というものを書いて企業に提出するのですが、採用見込みの低い企業ではこの推薦状が重要になってきます。この点は複数の転職エージェントに登録することでカバーできますが、その分デメリットもあるので注意しましょう。

20代は転職サイトと転職エージェント、どちらを利用すべき?

それぞれメリットとデメリットを書いてきましたが、20代は転職サイトと転職エージェント、どちらを利用すべきなのでしょうか。

結論から言うと、20代は転職エージェントを利用すべきです。

なぜならば、転職エージェントは、企業への応募や日程調整の手続きをやってもらえ、カウンセリングを通じて自己分析をすることもでき、職務経歴書の添削や面接対策までやってもらえるという、まさに至れり尽くせりのサービスだからです。

また、特に20代前半の転職にはどんなに実績があっても「またすぐに辞めてしまうのでは?」という疑念が面接官につきまといます。そこで助けになるのは徹底した面接対策転職エージェントの推薦状です。

おすすめの転職エージェントについては別記事で紹介します。